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ダークナイト

すごく良く出来てました!!面白かった、本当に!!

元をただせばアメコミなのに、あの中の誰一人として実在しないのに、
あの震えるようなリアルさは何なんでしょう。

裏の裏の裏があるストーリー。

それぞれの役者の達者な演技。人によっては”怪演”といっていいくらい、みんな素晴らしかった。


思わず魅了されてしまうくらいの強烈な悪。
人間の心の深さや複雑さ。モラル。信頼。愛。

そういったものが暗い暗い世界観に実にうまく盛り込まれている上に、アクションやストーリー上の仕掛けによってしっかりエンターテインメント性を高い位置に維持しているのです。


何といっても、故ヒース・レジャーの演じた、バッドマンの最大の宿敵ジョーカー!!
完全に狂ってて、不気味で、なのに心のどこかで魅力を感じてしまうのです。しかも、ジョーカーの発する言葉は時おりとても哲学的。

彼の”怪演”を観るだけでも足を運ぶ価値はある。本当に素晴らしいです。


ヒースだけじゃありません。
「マシニスト」で度肝を抜かれた、バットマン役のクリスチャン・ベイルにしろ、「レオン」での”怪演”を今回はヒースに譲ったゲーリー・オールドマンにしろ、美人じゃないのにとても素敵で魅力的で大好きなマギー・ギレンホールにしろ、いつもふさわしい演技で脇をしっかりと固めてくれるマイケル・ケインとモーガン・フリーマンにしろ、このキャストだからこそのこのクオリティの高さだったかなと思います。


もう一度観に行きたい。

# by Cioccolata5 | 2008-08-22 23:51 | 映画 

ブロークンフラワーズ

ブロークンフラワーズ

過去の男が花束を持って突然現れる人生って・・・



それもなんだかいいなあとぼんやりと思いながら

画面の中のちょっとくたびれたビル・マーレイを見ていた。

ブロークンフラワーズ

いつまでも昔のままの自分をなんとなく引きずってて、現在の恋人が愛想をつかして出て行く日にピンクの封筒で「あなたには19歳になる息子がいる」という手紙が届く

それ自体充分に非日常的なのに、すごくおせっかいな(でも愛すべき)隣人が過去の4人の恋人の住所から仕事から調べ上げて「確かめて来い」と言う。ピンクの花束を持って行けと言う。あり得ないよなあ。でもなんだか素敵なんだなあ。

終始やる気がないのにやっぱり訪ねて行ってしまう主人公をビル・マーレイが好演している。
枯れているのに適度に色気もあって押し付けがましくないのに気になる、どうして日本にはこういう俳優がいないんだろう。

途中から、主人公よりも過去の女性達の立場で観ている自分に気付いた。
たった一日だけど、こういう風に突然のサプライズがある人生。そういうのもいいかもしれない。

映画の中でピンクがピリリと差し色になっていて、私は初めてピンクを素敵な色だと思った。

””過去はもう終わってしまった。未来はまだこれからどうにでもなる。つまり・・・大切なのは現在だ””

心にとどめておこうと思った言葉。

# by Cioccolata5 | 2007-10-10 22:50 | 映画 

300(スリーハンドレッド)

300 <スリーハンドレッド> 特別版(2枚組)


久しぶりに大興奮したひととき。

彩度を落とした独特の質感の映像。そのせいか布の質感がとても美しく印象に残る。

モチーフは「テルモピュライの戦い」。
この史実を、スパルタ軍300人VSペルシャ軍100万人として映画化したものなので、
歴史ものを期待して観ると多分肩透かしを食らうと思う。

私は単純に「かっこよさ」を求めて鑑賞したので結果的に大満足。

グロテスクもエロティックも大の苦手の私ですが、そういうシーンもあったものの何故かあまり気にならずに見せてくれた不思議なビジュアル。

小賢しい解説も、分別くさい批評もこの作品には必要ない。そんな野暮なことはしちゃだめだ。

鍛え抜かれた肉体はそれだけで最高のコスチューム。思考はストイックでシンプル。
最後の最後で心の奥の深い愛情を見せる彼らスパルタ兵は心底かっこいい。

音楽も多用されるスローモーションも効果的。

レオニダス役のジェラルド・バトラーをはじめ、デイヴィッド・ウェナム、トム・ウィズダム、マイケル・ファスベンダー、ビンセント・リーガン等スパルタ兵は文句なしのかっこよさだが、
対するペルシャのクセルクセス王役のロドリゴ・サントロが笑ってしまうくらい印象的。

あえてケチをつけるとすれば、ペルシャ側がドン引きするくらい奇抜すぎるところか。

でも、それもまたよし。

でもこんな男たち、現代ではもう映画の中でしか存在しないのかと思うとちょっと寂しい感じがする。

# by Cioccolata5 | 2007-07-06 23:14 | 映画 

バッド・エデュケーション

バッド・エデュケーション

退廃してるー。

すごい内容なのに何というのか、湿気がない。
これ、そのまま日本で映画にしちゃったら大変なことになるだろう。
おそらく吐き気を覚えてしまうな。

ラテンの力というのか、妙にそれはそれで許せてしまう何かがあった。それがすごい。

まっとうに生きようと思う(笑)。

ああでも、ガエルはやっぱりいいな。
ついてけない役どころなんだけど目が離せない存在感。
女装のガエルの美しいこと!!

でも、多分もう観ないと思う、この作品は(笑)

# by Cioccolata5 | 2007-06-03 23:12 | 映画 

アンダーワールド

アンダーワールド 期間限定スペシャルプライス

白状します。こういう世界観の映画、実は大好きです。
千年に及ぶヴァンパイア族対ライカン族(狼男)の戦争。
まさにアンダーワールド。
暗く青っぽい映像がスタイリッシュでかっこいい。

何故か最初からライカンに肩入れしてみてしまう自分。
中盤以降ライカンの哀しい過去を知って余計に彼らに肩入れをしてしまう。

それにしてもヴァンパイア側のキャラクターの作り込みは素晴らしい。
外見は普通の人間なのに誰がどう見てもヴァンパイアなんだもの。

ストーリーも映像もキャスティングも音楽も、
私のツボをずいぶんしっかりと押さえられた、久々に「やられた」感のある作品だった。

# by Cioccolata5 | 2007-06-03 23:11 | 映画 

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